MHWIB検証 斬裂弾の威力について
こんにちは。
今日はワールド時代で力を奮った斬裂弾の威力を調査しつつ、
検証を通して何故アイスボーンで前線から退いてしまったのか考えていくよ。
斬烈弾と言えばワールド最初期では威・・・え?先に結果を知りたい?
結果
おそらく
着弾部分:弾威力1
炸裂部分:弾威力6(切断属性)かつ1.05倍
前書き
斬裂弾と言えばワールド最初期では威力が高い上にヒット数が多く、
他の多くの弾を突き放すほど猛威を奮っていた。
それはあるver.から威力低下、ヒット数減少、調合素材持ち込み数減少という調整が施されるほど。
それでも通常弾よりは威力があり、弾速も速く、散弾とは異なりある程度距離を取れ、貼り付き弾ゆえか鋼龍などが持つ防弾特性を無視し、弾でありながら炸裂部分は切断属性で計算されるといった特性から、ワールド時代全体において多くのガンナー達に用いられてきた。
ところがアイスボーンへアップデート、マスターランクへ進出後はめっきり見かけなくなったよね。
何故斬裂弾はマスター以降用いられなくなったのか、弾威力から見えてくるかもしれないとみて、検証を進めていこう。
検証方法
武器倍率100,200,250,260,270,280,290,300,315,340,350,400に調整したボウガンで、
トレーニングエリアの柱(切断肉質80・弾肉質80)に斬裂弾を打ち込み、
そのダメージから弾威力を推定する。
推定方法は
(武器倍率)×(弾威力/100)×(肉質)=(与ダメージ) ※小数点以下第一位四捨五入
より、弾威力の値を整数の範囲で代入していき、実与ダメージと一致するものを地道に探していく。
検証結果
武器倍率 | 着弾部分 | 炸裂部分 |
---|---|---|
100 | 1 | 5 |
200 | 2 | 10 |
250 | 2 | 13 |
260 | 2 | 13 |
270 | 2 | 14 |
280 | 2 | 14 |
290 | 2 | 15 |
300 | 2 | 15 |
315 | 3 | 16 |
340 | 3 | 17 |
350 | 3 | 18 |
400 | 3 | 20 |
着弾部分の弾威力は1とすると一致した。
しかし炸裂部分は全倍率で一致する弾威力は割り出せなかった。
おそらく他の要素が絡んでいると考えられる。
考えられる計算としては、
炸裂部分は弾威力6(切断)とした上で、さらに1.05倍されている可能性があるということ。この仮定ではどの倍率でも実与ダメージと一致した。
考察
アイスボーンに入ってから特に弾威力が弱体化したわけでもなく、
むしろ仮説通りなら1.05倍という斬れ味白→紫の物理威力増加率並みの補正がデフォルトで存在していたことがわかったが、
ならば何故鳴りを潜めてしまったのだろうか。
となると、やはり弾強化スキルのレベル増加とカスタマイズパーツの枠増加、カスタマイズパーツの追加が関係しているだろう。
通常弾と貫通弾、散弾に存在している弾強化スキルにLv2が追加され、徹甲榴弾に関しても砲術5が追加されている。ついでに言えば徹甲榴弾のLv2,3はアイスボーンで威力そのものに上方補正されたそう。
斬裂弾はというと、元々そんなスキルはないし新たに追加されたわけでもない。スキル面で置いてかれてしまったのだ。
カスタマイズパーツの枠増加に関してはライトは1枠、ヘビィは2枠増えたおかげで、反動軽減やシールドなどを入れつつ距離強化パーツを入れ込んだり、より多く重ねられるようになった。
この点において斬裂弾はというと、そもそも距離強化は肝心の炸裂部分に乗らないので恩恵を受けられていない。反動・リロードにおいて取り回しやすい構成にしやすくなった程度だろう。
カスタマイズパーツの追加にも言及すると、威力に1.3倍もの補正をかける超適正距離を付与する特殊照準、弾速を遅くすることで貫通系弾丸のヒット数を向上させたりできる弾丸重化などが登場した。
やはりというか斬裂弾、炸裂部分に超適正距離補正は乗らないし、貫通するわけでもないので、せいぜい弾速強化で射程を伸ばす程度しかできないだろう。
と、いう感じで一気に他の弾に追い抜かれた斬裂弾であるが、
専用スキルやパーツを必要としない点においては、他の弾との併用する上で利点となる。
例えばそもそも使用自体するためにパーツ1枠消費する反撃竜弾運用には、スキル面で集中、特殊射撃強化など反撃竜弾向けスキルを多く積みつつ、クールタイムや攻撃待ちの時に斬裂弾で対応するといった利用法が考えられる。ニッチな使い方だが。
今回は以上だよ。